アイルランド ビーフ&ラム キャンペーン 2026

食べごろのステーキを味わう

冬に美味しく育ち、春に食べごろになるアイルランド産のお肉を、炭火焼きで提供するキャンペーンを2026年3月2日(月)から4月30日(木)まで開催します。

この機会に、グラスフェッドで育った牛や羊の赤身肉の美味しさを、厚切りステーキでお楽しみください。

監修/料理長 井上裕基

写真・文/ライター 織田城司
Supervised by Yuuki Inoue    
Photo・Text  by George Oda

1.キャンペーン・メニュー3種

①アイルランド・ビーフ Tボーンの炭火焼き

アイルランド・ビーフ Tボーンの炭火焼き

牛の腰にあたる部位。T字型の骨をはさんでサーロインとフィレ、2種の部位が向かい合う形でカットしたもの。通称「Tボーン」と呼ばれています。

味わいは、サーロインのしっかりした旨みと、フィレのコクのある旨みの2種が楽しめます。

アイルランド・ビーフ Tボーンの炭火焼き

アイルランド・ビーフ Tボーンの炭火焼き

②アイルランド・ビーフ Lボーンの炭火焼き

アイルランド・ビーフ Lボーンの炭火焼き

牛の背中にあたる部位。赤身が柔らかいリブロースを骨がL字型に残るようにカットしたもの。通称「Lボーン」と呼ばれています。

味わいは、しっかりした旨みが充実しています。

アイルランド・ビーフ Lボーンの炭火焼き

アイルランド・ビーフ Lボーンの炭火焼き

③アイルランド・ラム 骨付きロースの炭火焼き

アイルランド・ラム 骨付きロースの炭火焼き

生後1年未満の子羊の骨付きロースの炭火焼きです。骨付きロースはラムチョップとも呼ばれ、親しまれています。

味わいは、赤身は柔らかく、上品な旨みがあります。脂身はとろける柔らかさで、ミルキーな風味がきわだち、甘みがあります。

アイルランド・ラム 骨付きロースの炭火焼き

アイルランド・ラム 骨付きロースの炭火焼き

2.調理

炭火焼きグリルで焼く肉を、塊肉から斧で切り出す

塩と黒コショウで下味をつける

炭火で焼く

炭は安定した高火力を長時間維持する紀州備長炭を使用。三重県尾鷲市の(株)Tsumura社製

骨付きの肉は骨も加熱。骨の中の髄液が肉に染み出してコクを深める

側面は炭火を近づけて焼く

焼き上げた肉は、しばらく置き、肉汁を落ち着かせてから切り分ける

3.特集 井上裕基シェフと行くアイルランド・ビーフ&ラムの旅

シェフズ・アイリッシュ・ビーフ・クラブのコック・コートを着てアイルランド・ビーフ&ラムを調理する料理長 井上裕基

シェフズ・アイリッシュ・ビーフ・クラブの認定プレート

写真・文/料理長 井上裕基 Photo・Text  by Yuuki Inoue

アイルランド政府食糧庁、ボード・ビアが、アイルランドの牛肉のさらなる成長と発展を目的に、世界各国の代表シェフで組織する「シェフズ・アイリッシュ・ビーフ・クラブ」

私はその日本支部立ち上げメンバーに選ばれ、アイルランドの農産物に対する取り組みの知見を深める目的で2024年6月、ボード・ビア主催で行われたアイルランド市場視察ツアーに参加しました。

その模様をお伝えします。

美味しいステーキの背景

私がはじめてアイルランドに行ったのは、2024年6月でした。

日本の6月だと既に初夏のように蒸し暑く、夜でも半袖だと思いますが、アイルランドは違います。朝夜はしっかりめのアウターが無いと肌寒く、日本の高原のような気候です。

霧が出たり、急な雨が降ったりするので、バブアーのようなコットンジャケットにワックスを浸透させて防水加工を施したジャケットが、非常に理にかなっている環境だと感じました。

早朝、散歩をすると芝がヒンヤリと朝露で濡れていて、高校生の頃、夏に毎年行った菅平高原のラグビー場を思い出します。

首都であるダブリンから少し離れれば、草原、草原、草原、見渡す限り緑色の草原が広がります。

1年を通して気候が安定している上に、頻繁に雨が降るので、常に新しい草が生え続けてきます。

つまり、牛や羊にとって、とても過ごしやすい環境という事です。

新鮮な草が豊富で、程よい勾配がある丘陵地帯で放牧されることで、無駄な贅肉が付かず、健康的で美味しい牛と羊が安定して継続的に育てていける素晴らしい環境が整っているのです。

イタリアもそうですが、アイルランドも厚切り肉のステーキに対して並々ならぬ愛情と造詣があります。

イタリアと違うなと感じた事は「エイジング」に強い拘りやバリエーションがある事です。気候的にもアイルランドの方がエイジングに適しているのかもしれません。

ウェットエイジングやウィスキーエイジング、2週間という短期的なドライエイジングから100日に及ぶドライエイジングまで多種多様でした。

焼き加減はイタリアのアルサングエ(ベリーレア)と比べると、比較的しっかり火を入れるミディアムウェルダンくらいがアイルランド本国の焼きの流儀と言った印象です。

塩とオリーブオイルだけで食らえ!!というイタリアの多少乱暴な感じはアイルランドには無く、味を変えるソースが少しずつ3種類くらい付いてきます。

イタリアと似ている部分もありながら、ちょっと違うアイルランドのステーキ事情、おもしろいですねぇ。

日本の家からアイルランドのホテルまで、ドバイトランジットを合わせると25時間もかかりましたが、今年も行きたいですねぇ。