ラ・ビスボッチャは2026年3月8日(日)、豊かな人生の創造を目指す予防医療クリニック「アフロード・クリニック」とコラボレーションして、アートと食の掛け合わせから生まれるビックバンを楽しむイベント「コスミック・ジャンクション」の第6回を開催しました。
イベントの模様をお伝えします。
写真・文/ライター 織田城司

ラ・ビスボッチャのメインダイニングの作品展示と客席
1.イベントの概要
イベント名|COSMIC JUNCTION(コスミック・ジャンクション)第6回
日時|2025年3月8日(日)
17:00 開店
18:00 コース料理スタート
22:00 閉店
会場|東京広尾 イタリアンレストラン「ラ・ビスボッチャ」
主催|アフロード・クリニック、ラ・ビスボッチャ
内容|
・ビスボッチャ店内にギャラリー数社がアート作品を持ち込み、展示・販売。
・主催者とアーティストの挨拶と作品解説
・DJ C2(ディージェイ・シーツー)のDJプレイ
・齋藤優凛(さいとうゆうり)さんのポールダンス
・食事は着席で、各自の席にイタリアンのフルコースとフリードリンクを提供。
2.開会挨拶

開会の挨拶をするアフロード・クリニック代表、道下将太郎さん
主催者を代表して、アフロード・クリニック代表、道下将太郎さんから以下の内容の挨拶がありました。
【道下将太郎さんの挨拶要約】
私は、脳神経外科医として手術をしていた20代の頃、多くの人々の死を見てきました。
その死はハッピーではなく、ネガティブなシチュエーションが多かった。
そこで、ウェルビーイングではなく、ウェルダイイング、亡くなるところをハッピーにしたい、と考えはじめたことが、近年の活動の根幹にあります。
では、どのようにして、人はハッピーに死ねるか、と考えたときに、アートだと思うようになりました。
究極のアートとは、必ずしもブランド品や高額品ではなく、亡くなる人の心をハッピーにするものだと思います。
たとえ、それが大衆的なグッズや、エンターテイメントでも役立つことを、多くの臨終現場に立ち会った経験から実感しました。
しかし、日本のアートシーンは、評論家が多く、敷居が高い。
それなら、このような名店で美味しい料理を食べ、そこにアートがあったら、気軽に親しめると思い、6回目になります。
アーティストや参加者が、職業や地位に関係なく、自由に交流して、期待以上の上振れをつくるイベントにコスミック・ジャンクションという名前をつけ、宇宙レベルの交差点になったらいいな、と思っています。
皆さん、ふだん、忙しい仕事環境だと、新しい刺激を受ける機会は少ないと思います。このイベントで刺激を感じてもらえたら、ハッピーです。
3.会場のレイアウト

ラ・ビスボッチャのメインダイニングの作品展示と客席

ラ・ビスボッチャのメインダイニングの作品展示と客席

ラ・ビスボッチャのメインダイニングでDJプレイをするDJ C2さん

ラ・ビスボッチャのメインダイニングに設営したテキーラの紹介コーナー

ラ・ビスボッチャのメインダイニングの炭火焼きグリルの前に置かれたコース料理用のアイルランド産ヘアフォード牛Lボーン

ラ・ビスボッチャのサローネの作品展示

ラ・ビスボッチャのサローネの作品展示

ラ・ビスボッチャの廊下の展示

ラ・ビスボッチャの厨房で冷前菜を盛り付ける料理長・井上裕基
4.出展作品とアーティスト
◆Erika Furuwatariさんの作品

Erika Furuwatariさんの作品

Erika Furuwatariさんの作品

会場で自作の解説をするErika Furuwatariさん
◆町田高志さんの作品

町田高志さんの作品

会場で自作を語る町田高志さん
◆Aditya Pradhanさんの作品

ラ・ビスボッチャの店内に飾られたAditya Pradhanさんの作品

ラ・ビスボッチャの店内に飾られたAditya Pradhanさんの作品

ラ・ビスボッチャの店内に飾られたAditya Pradhanさんの作品

会場で自作を解説するAditya Pradhanさん
◆Maihiさんの作品

Maihiさんの作品

Maihiさんの作品

Maihiさんの作品

会場で自作の解説をするMaihiさん
◆荻原雅人さんの作品

荻原雅人さんの作品

会場で自作の解説をする荻原雅人さん
◆みずかみしゅうとさんの作品

みずかみしゅうとさんの作品

みずかみしゅうとさんの作品

会場で自作の解説をするみずかみしゅうとさん(右)
◆甲斐夕花さんの作品

甲斐夕花さんの作品

甲斐夕花さんの作品

会場で自作を解説する甲斐夕花さん
◆そのほかの展示作品

Backside workさんの作品(左2点)Hashizume Yuyaさんの作品(右)

SABRO MIKASAさんの作品

Koichi Yairiさんの作品

HOSOOさんの作品

Yuta Okudaさんの作品

Yuta Okudaさんの作品

Yuta Okudaさんの作品

Yuta Okudaさんの作品
5.パフォーマンス

ポールダンサー齋藤優凛さんのショー
コスミック・ジャンクションでは、アート作品の展示に加え、ダンスや舞踏などのパフォーマンスが、アートの一環として、会食の合間に挿入されている。
今回のパフォーマンスは、ポールダンス。
ポールダンスは、エロティックなイメージがあるかもしれないが、近年は、アートやスポーツの要素を盛り込み、スキルフルでエキサイティングなショーが増えているという。
今回のダンサーは齋藤優凛(さいとうゆうり)さん。
17歳の高校2年生。小学生の頃よりポールダンスをはじめ、世界各国の大会で6回優勝実績を持つ。
現在は、5月にギリシャで行われる世界大会に向けて調整中だそうです。
齋藤さんは、レストランの客席中央に設置されたポールを使い、DJの音楽に合わせて約4分間のダンスを披露しました。
道下さんによると、ダンサーとD Jはノーギャラのため、有志によるチップ協賛の案内があり、齋藤さんがダンス後、各テーブルを訪ねました。

ポールダンサー齋藤優凛さんのショー

ポールダンサー齋藤優凛さんのショー

ポールダンサー齋藤優凛さんのショー
6.コース料理
◆冷前菜の盛り合わせ

冷前菜の盛り合わせ(左から生ハム、ブラータチーズと季節のフルーツ、サワラの炙りカルパッチョ、馬肉のカルパッチョ)
◆温前菜

ホワイトアスパラガスのビスマルク風
◆プリミピアット

黒トリュフと生ハムのタヤリン
◆セコンドピアット

アイルランド産ヘアフォード牛Lボーンの炭火焼き
◆ドルチェ

ティラミス
7.まとめ

パフォーマンス後、客席でチップを集めるポールダンサー齋藤優凛さん
ポールダンサー齋藤優凛さんが、集めたチップを入れるために持ち歩いた陶器は、アート作品かと思ったら、お店の備品だった。
店内は、元から装飾品が多く、どれがアート作品なのか、お店の装飾なのか戸惑う。
でも、それが狙いなのであろう。あえてアートと日常の境界線を曖昧にして、見る者の固定観念を覆す。
炭火で牛肉を焼くグリルの横に、DJがいて、その前にポールダンサーがいる。脈絡のないコンテンツは、エモーショナルなアドリブで仕掛けられたカオス。
こうして生まれた新たな刺激は、理屈で考えることをやめ、五感で感じることで、面白さが出てくる。
さらに、本格的なイタリア料理とワインが、カジュアルな距離感で絡み、アドレスを交換する人々の交流が広がる。
刺激のビックバンを体験すると、イベントそのものがアートパフォーマンスだと感じる。
人工知能(AI)が急速に社会進出し、人間独自の感性と想像力が問わる現代では、有意義なイベントだ。
道下さんは、閉会の挨拶で、今回も予想以上の上振れがあったと総括し、次回は9月13日(日)開催と予告しました。
次回は、どんなビックバンが体験できるのか、楽しみです。