季節のおすすめメニュー8月 2026

RECOMMENDED SEASONAL MENU AUGUST 2026

コラム『味と技』第167回

夏色のおもいで

8月は、各地でお盆の行事がはじまり、暑いけれど、思い出に残る夏を楽しみます。

そんな季節に美味しいメニューを、19品おすすめします。

監修/料理長・井上裕基

写真・文/ライター 織田城司
Supervised by Yuuki Inoue    
Photo・Text  by George Oda

前菜

1.ブラータチーズとシャインマスカット

ブラータチーズとシャインマスカット(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

メニューについて

ブラータチーズと味わう、季節の食材シリーズ。

8月の一品目は、シャインマスカットをおすすめします。

メニュー提案・撮影調理 料理長・井上裕基(いのうえ ゆうき)

シャインマスカットは山梨県産

ブラータチーズは、イタリア南部プーリア州出身のチーズ職人が、アメリカ・カリフォルニア州でつくる「ディ・ステファノ」社製を使用。放牧牛のミルクを使い、とろりとした食感で、ミルキーな風味と甘み、旨みが濃厚

お召し上がり

ブラータチーズとシャインマスカット(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

シャインマスカットは、シャキシャキした食感が心地よく、ジューシーな果汁は、フルーティな香りが高く、甘みが濃く、ほのかな酸味が爽やかです。

その美味しさを、ブラータチーズのミルキーな風味が引き立てます。

ブラータチーズとシャインマスカット(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

ブラータチーズとシャインマスカット(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

ラ・ビスボッチャ店内

2.ブラータチーズと梨

ブラータチーズと梨(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

メニューについて

ブラータチーズと味わう、季節の食材シリーズ。

8月の二品目は、梨をおすすめします。

メニュー提案・撮影調理 料理長・井上裕基(いのうえ ゆうき)

梨は千葉県産

お召し上がり

ブラータチーズと梨(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

梨の食感は、シャリシャリして、あふれる果汁は、さっぱりした甘みがあります。

その美味しさを、ブラータチーズのミルキーな風味が引き立てます。

ブラータチーズと梨(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

ブラータチーズと梨(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

ラ・ビスボッチャ店内

3.ブラータチーズと三浦メロン

ブラータチーズと三浦メロン(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

メニューについて

ブラータチーズと味わう、季節の食材シリーズ。

8月の三品目は、三浦メロンをおすすめします。

メニュー提案・撮影調理 料理長・井上裕基(いのうえ ゆうき)

メロンは神奈川県三浦半島南端のやまかわ農園がつくるオリジナルブランド「甘劇」シリーズより

お召し上がり

ブラータチーズと三浦メロン(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

メロンの青肉は厚みがあり、柔らかく、フルーティな香りが芳醇で、ジューシーな果汁は、甘みが豊かに広がります。

その美味しさを、ブラータチーズのミルキーな風味が引き立てます。

ブラータチーズと三浦メロン(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

ブラータチーズと三浦メロン(写真は盛り付け例、実際の盛り付けと異なる場合があります)

ラ・ビスボッチャ店内

4.オナガダイのカルパッチョ

オナガダイのカルパッチョ

メニューについて

8月のカルパッチョは、産卵前に栄養を蓄え、美味しくなる、オナガダイをおすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・村澤大(むらさわ だい)

オナガダイは鹿児島県産。一尾で仕入れ、自店でさばく

オナガダイから頭や骨、尾、内臓を取り除いた身に塩で下味をつけ、食べやすい大きさにカットし、盛り付ける。自家製レモンドレッシングやスダチ、マイクロハーブをトッピングして仕上げる

お召し上がり

オナガダイのカルパッチョ

オナガダイの食感は、とろりと柔らかく、味わいは、旨みが豊かに広がります。

オリーブオイルや柑橘類のシンプルな味付けが、オナガダイの素材の美味しさを引き立てます。

オナガダイのカルパッチョ

オナガダイのカルパッチョ

ラ・ビスボッチャ店内

5.イワシのマリネと夏野菜のピクルス

イワシのマリネと夏野菜のピクルス

メニューについて

イタリアの街角で、人々の憩いの場として親しまれているバール。

そんなバールの夏の定番メニュー、イワシのマリネをイメージして、夏野菜のピクルスと合わせました。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・石川凌(いしかわ りょう)

◆イワシのマリネをつくる

イワシは千葉県産

イワシから頭と骨、尾、内臓を取り除き、塩で下味をつける

米酢に漬けてマリネをつくる

◆夏野菜のピクルスをつくる

小さくカットした夏野菜(パプリカ、ズッキーニ、キュウリ)をピクルスの液(白ワインビネガー、米酢、水、砂糖、塩、ニンニク、赤唐辛子、ローリエ)に漬ける

ミニトマトはホールのままピクルスの液に漬ける

ミニトマトのピクルスを小さくカットし、夏野菜のピクルスに加える

◆仕上げる

イワシのマリネと夏野菜のピクルスを盛り付け、ウイキョウの葉、レモンの皮をトッピングして仕上げる

お召し上がり

イワシのマリネと夏野菜のピクルス

イワシのマリネと、ピクルスに使われている酢のキリッとした酸味は爽やか。

イワシの旨みや、野菜の甘みを引き立て、後味はさっぱりして、夏に美味しく感じます。

イワシのマリネと夏野菜のピクルス

イワシのマリネと夏野菜のピクルス

ラ・ビスボッチャ店内

6.ウニとオッチェリバターのブルスケッタ

ウニとオッチェリバターのブルスケッタ

メニューについて

お好みの具材を自由にのせて楽しむブルスケッタ。

8月は、イタリアのオッチェリバターの上に、ウニをのせておすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・老田裕樹(おいた ゆうき)

自家製トスカーナパンを炭火で焼く

パンの上にオッチェリバター、ウニ、マルドンの塩、エキストラヴァージン・オリーブオイルを盛り付けて仕上げる

ウニは北海道産

オッチェリバターは、イタリア北部ピエモンテ州のバター職人、ベッツピーノ・オッチェリ氏が1976年から手がけるブランド。無塩バターを昔ながらの手仕事でつくる。舌にのせるとサッと溶け、ミルクの風味が濃厚、甘みはエレガントで、後味は軽やか。英国王室御用達

マルドンシーソルト。中世からの塩の名産地、イギリス東部のエセックス海岸で、海水のみを原料とし、伝統的な製法でつくるマルドンクリスタルソルト社の塩。まろやかな旨みと美しい結晶が特徴。英国王室御用達

お召し上がり

ウニとオッチェリバターのブルスケッタ

ブルスケッタに使うトスカーナパンは、料理に合わせることを意識して、塩を入れず堅めに焼くパン。噛むほどに小麦の香ばしい風味や旨みが出てきます。

パンやバター、ウニ、海塩、オリーブオイルなど、素材の味を生かすイタリアらしいシンプルな組み合わせに、飽きない味わいがあります。

ウニとオッチェリバターのブルスケッタ

ウニとオッチェリバターのブルスケッタ

ラ・ビスボッチャ店内

7.賀茂茄子とスカモルツァチーズのオーブン焼き

賀茂茄子とスカモルツァチーズのオーブン焼き

メニューについて

イタリアの定番前菜メニュー、茄子のオーブン焼き。

京都の伝統的な夏野菜、賀茂茄子で仕立てました。

調理

メニュー提案・撮影調理 副料理長・高部孝太(たかべ こうた)

賀茂茄子は京都産

賀茂茄子を半分にカットし、中身をくり抜く

残りの半分の身と、くり抜いた身を小さくカットし、オリーブオイルで炒める(1)

辛味ペースト、ンドゥイヤをニンニクのみじん切りや赤唐辛子パウダー、オリーブオイルと合わせ、加熱する(2)

(1)と(2)を自家製生ソーセージの挽肉、小さくカットしたスカモルツァチーズと混ぜ、賀茂茄子に詰める

スカモルツァチーズは保存用に水分を少なくして燻製にしたチーズ。加熱すると、もっちりした食感になることから、加熱して食べることが人気になったチーズ。イタリア北部トレンティーノ・アルト・アディジェ州で1957年に創業した「アバシャーノ」社製を使用

容器にアラビアータソースを広げ、賀茂茄子を置き、パン粉、パルミジャーノ・レッジャーノ、オリーブオイルを振りかけ、オーブンで焼く

お召し上がり

賀茂茄子とスカモルツァチーズのオーブン焼き

ナスに合わせた、チーズやパン粉、トマトソース、オリーブオイルなどは、イタリアンの王道の組み合わせで、よく合います。

スカモルツァチーズの燻製香がアクセントです。

賀茂茄子とスカモルツァチーズのオーブン焼き

賀茂茄子とスカモルツァチーズのオーブン焼き

ラ・ビスボッチャ店内

8.パンチェッタ巻きキンタチーズの鉄板焼き 焼きイチジクのせ

パンチェッタ巻きキンタチーズの鉄板焼き 焼きイチジクのせ

メニューについて

加熱すると、とろけて美味しくなるカリフォルニア産のキンタチーズ。

甘く焼いたイチジクをのせておすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理長・井上裕基(いのうえ ゆうき)

◆イチジクを焼く

イチジクは愛知県産

イチジクを半分にカットし、砂糖をつける

イチジクをオリーブオイルを広げたフライパンで焼き、オレガノ(ドライ)を振りかけて仕上げる

◆キンタチーズを焼く

キンタチーズは加熱するととろける、白カビタイプのソフトチーズ。1901年に北イタリアからアメリカのカリフォルニア州に移住した一族が2000年に創業したポイント・レイズ・ファームステッド・チーズカンパニー社製

キンタチーズの梱包材を外す

キンタチーズをパンチェッタで巻く

小麦粉をつけ、オリーブオイルを広げたフライパンで焼く

側面も焼く

中身が溶け出したら焼き上がり

◆仕上げる

ルーコラ、キンタチーズ、イチジクを重ねる。バルサミコ酢、エキストラヴァージン・オリーブオイルを振りかけて仕上げる

お召し上がり

パンチェッタ巻きキンタチーズの鉄板焼き 焼きイチジクのせ

キンタチーズは、ミルキーな風味に加え、濃い旨みや酸味、コクが複雑に絡み、奥深い味わいがあります。

イチジクの甘酸っぱさや、ルーコラの青々しさがアクセントになり、バルサミコ酢が全体の味を引き締めます。

パンチェッタ巻きキンタチーズの鉄板焼き 焼きイチジクのせ

パンチェッタ巻きキンタチーズの鉄板焼き 焼きイチジクのせ

ラ・ビスボッチャ店内

9.アワビとシシトウのフリット チミチュリソース

アワビとシシトウのフリット チミチュリソース

メニューについて

夏の味覚を合わせたフリットです。

ハーブやレモンが爽やかに香る、チミチュリソースを添えました。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・迫田温人(さこた はると)

◆チミチュリソースをつくる

チミチュリソースは、アルゼンチン発祥、ハーブ主体のソース。今回は、イタリアンパセリやウイキョウの葉、ミント、ハラペーニョ、ピクルス、赤唐辛子、レモン、エキストラヴァージン・オリーブオイルなどを混ぜてつくる

◆揚げる

アワビを蒸す

アワビを殻から取り出し、食べやすい大きさにカットし、衣をつける。衣は小麦粉、炭酸水、白ワイン酢、塩を混ぜてつくる

シシトウに小麦粉をつける

シシトウに氷水をつける

サラダ油で揚げる

余分な油を落とし、塩を振りかけ、チミチュリソースを添えて盛り付ける

お召し上がり

アワビとシシトウのフリット チミチュリソース

アワビは、磯の香りが香ばしく、弾力ある食感が、ふんわりした衣で増しています。

シシトウはカリッと揚がり、ほろ苦さがアクセントです。

チミチュリソースをつけると、爽やかな後味です。

アワビとシシトウのフリット チミチュリソース

アワビとシシトウのフリット チミチュリソース

ラ・ビスボッチャ店内

◆パスタ&リゾット

10.タラバガニと枝豆の冷製カペッリーニ キャビアのせ

タラバガニと枝豆の冷製カペッリーニ キャビアのせ

メニューについて

8月の冷製カペッリーニは、夏に食べごろになる枝豆をソースに仕立てました。

タラバガニとキャビアをのせておすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・石川凌(いしかわ りょう)

タラバガニは北海道産。茹でて殻から身を取り出す

枝豆は神奈川県産。茹で、ミキサーに入れ、自家製野菜の出汁、オリーブオイル、塩を加え、撹拌し、ピューレをつくる

枝豆のピューレ、エキストラヴァージン・オリーブオイル、煮詰めた自家製エビの出汁を混ぜ合わせ、ソースをつくる

カペッリーニを茹で、冷やし、ソースと和え、盛り付ける。タラバガニの身とキャビアをトッピングして仕上げる

キャビアはオセトラ種のチョウザメの卵を塩漬けにしたもの。キャビアのなかでも中粒で、色合いは深緑から濃茶。味わいは上品でコク深い。製品は中国で世界最大の生産量を誇り、世界の一流レストランで使用されているカルーガクイーン社製。ビスボッチャのロゴが入るオリジナル缶を使用

お召し上がり

タラバガニと枝豆の冷製カペッリーニ キャビアのせ

枝豆のソースは香ばしさがきわだち、味わいはさっぱりしています。

タラバガニの繊細な旨みと、キャビアの塩気、コクが味わいを深めます。

タラバガニと枝豆の冷製カペッリーニ キャビアのせ

タラバガニと枝豆の冷製カペッリーニ キャビアのせ

ラ・ビスボッチャ店内

11.アイルランド産牡蠣とポルチーニのフェットチーネ

アイルランド産牡蠣とポルチーニのフェットチーネ

メニューについて

豊かな自然に恵まれたイタリアでは、海と山の食材を合わせるパスタがあります。

8月は、牡蠣とポルチーニ茸を合わせておすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・迫田温人(さこた はると)

◆ソースをつくる

ポルチーニ茸はイタリア産のフレッシュタイプ

フライパンにあらかじめ炒めたポルチーニ茸を入れ、加熱し、焼き色をつける。オリーブオイル、ニンニクのみじん切り、赤唐辛子を加える

アイルランド産の牡蠣は干潟の干満差を利用して養殖されている。干潮時は海水に触れないことから、殻の中に海水をたっぷり蓄えることで味が濃くなる。海水を蓄えるために、殻は涙型で、上は平らで密封度を高め、下はお椀型になっている。他の産地の牡蠣とちがう、独特の形が味の濃さを物語る

牡蠣をオーブンで蒸して開き、牡蠣汁を集める

ソースのフライパンに牡蠣汁を入れる

牡蠣の身を入れ、煮詰めてソースの出来上がり

◆仕上げる

茹で上げたフェットチーネをソースと和える

パルミジャーノ・レッジャーノ、イタリアンパセリのみじん切りを混ぜる

エキストラヴァージン・オリーブオイルを混ぜて仕上げる

お召し上がり

アイルランド産牡蠣とポルチーニのフェットチーネ

牡蠣とポルチーニは、旨みがまろやかに広がります。

具材の味が凝縮したソースがフェットチーネにしっかり染み、パスタの小麦粉や卵と混ざる奥深さが美味。

アイルランド産牡蠣とポルチーニのフェットチーネ

アイルランド産牡蠣とポルチーニのフェットチーネ

ラ・ビスボッチャ店内

12.和牛と炭焼きナス、マカのパッパルデッレ

和牛と炭焼きナス、マカのパッパルデッレ

メニューについて

肉料理が盛んなイタリア中部トスカーナ州で生まれた幅広パスタ、パッパルデッレ。

8月は和牛のラグーに、炭火で香ばしく焼いた長茄子とマカを合わせ、食欲を刺激する味わいでおすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・迫田温人(さこた はると)

◆ソースをつくる

長ナスを直接炭火に入れ、焼く

長ナスを冷やし、皮をむく

自家製の和牛ラグーソース、アラビアータソース、カットした長ナス、マカを混ぜ合わせ、ソースの出来上がり

◆仕上げる

茹で上げたパッパルデッレをソースと和える

パルミジャーノ・レッジャーノ、イタリアンパセリのみじん切りを混ぜ合わせて仕上げる

お召し上がり

和牛と炭焼きナス、マカのパッパルデッレ

ラグーソースにごろっと入る大粒の赤身肉は、ほろっと崩れる柔らかさで、牛肉の風味と旨みが濃厚です。

ナスはとろける柔らかさで、しっとりした繊維から香る炭火香がアクセントになり、幅広パスタが美味しくすすみます。

和牛と炭焼きナス、マカのパッパルデッレ

和牛と炭焼きナス、マカのパッパルデッレ

ラ・ビスボッチャ店内

13.鴨とイチジクのリゾット 黒トリュフかけ

鴨とイチジクのリゾット 黒トリュフかけ

メニューについて

鴨肉とフルーツの好相性を取り入れたリゾットです。

赤ワインと黒トリュフで、味と香りを深めました。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理長・井上裕基(いのうえ ゆうき)

赤ワインをフライパンで加熱し、アルコールと酸味をとばす

リゾット米を自家製鶏の出汁で煮込み、加熱した赤ワインと黒トリュフを入れる

リゾット米は、大粒で煮崩れしにくいイタリア産のリゾット用品種カルナローリを使用。イタリア北部ピエモンテ州の米処ヴェルチェッリ県で1935年からリゾット用の米をつくり続ける「ロンドリーノ」社のブランド米「アクエレッロ」

鴨は京都産。フライパンに広げたオリーブオイルで加熱する

鴨を食べやすい大きさでカットする

リゾットに無塩バター、鴨の肉汁を加える

パルミジャーノ・レッジャーノ、イチジクを混ぜ合わせ、皿に盛り付ける

パルミジャーノ・レッジャーノは、イタリア北部エミリア・ロマーニャ州で1877年に創業した乳製品メーカーの老舗「アウリッキオ」社製。一年中干草のみを与えた牛の濃いミルクからつくるチーズは甘みと熟成感のバランスがよい

鴨肉を強火で焼き、表面をパリッと香ばしく仕上げる。リゾットの上に重ね、スライスしたての黒トリュフを振りかけて仕上げる

お召し上がり

鴨とイチジクのリゾット 黒トリュフかけ

大粒のリゾット米の香ばしさや旨み、バターやチーズ、赤ワインのコクが、鴨肉の濃い旨みと、イチジクの甘酸っぱさの好相性を引き立てます。

黒トリュフのウッディな香りが味わいを深めます。

鴨とイチジクのリゾット 黒トリュフかけ

鴨とイチジクのリゾット 黒トリュフかけ

ラ・ビスボッチャ店内

◆メイン

14.ズッパ・ディ・マーレ サフランカレー風味

ズッパ・ディ・マーレ サフランカレー風味

メニューについて

イタリア語で、海のスープの意味のメニュー。

8月の魚介はオマール海老を中心に集め、フルーツトマトやサフランカレー風味を加え、夏にぴったりの味わいでおすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・田和偉織(たわ いおり)

オマール海老はカナダ産

オマール海老を半分にカットし、殻から加熱する。オリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れる

ヤリイカ、ホタテ、フルーツトマト、カレー粉を入れる

白ワインを入れる

アサリ、自家製魚介の出汁、サフランを入れ、煮込んで仕上げる

お召し上がり

ズッパ・ディ・マーレ サフランカレー風味

スープは魚介の味が凝縮しながら、フルーツトマトが加わることで、コクがまろやかに広がり、サフランカレーの風味が食欲をそそります。

スープが具材に染み込んだ味わいも格別です。

ズッパ・ディ・マーレ サフランカレー風味

ズッパ・ディ・マーレ サフランカレー風味

ラ・ビスボッチャ店内

15.アイルランド産ヘアフォード牛の炭火焼き モスタルダ添え

アイルランド産ヘアフォード牛の炭火焼き モスタルダ添え

メニューについて

8月の炭火焼き肉は、北イタリア生まれのフルーツソース、モスタルダを添え、赤身肉の旨みを引き立てておすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・石川凌(いしかわ りょう)

◆モスタルダをつくる

イチジクを砂糖で煮込む

レフォール(西洋ワサビ)、マスタード、粒マスタードを混ぜ合わせてモスタルダの出来上がり

◆ヘアフォード牛を炭火で焼く

撮影用のヘアフォード牛はTボーンを使用。骨も焼き、溶け出した髄液が肉に浸透してコクを深める

肉の脂が炭火で燃える炎で、表面を香ばしく焼く。切り分け、モスタルダと盛り付ける

お召し上がり

アイルランド産ヘアフォード牛の炭火焼き モスタルダ添え

焼き上がった赤身肉は、旨みとコクが豊かに広がり、表面の香ばしい炭火香がアクセントになります。

モスタルダの甘酸っぱさや、マスタードのスパイシーな味わいが、炭火で焼いた赤身肉の美味しさを引き立てます。

アイルランド産ヘアフォード牛の炭火焼き モスタルダ添え

アイルランド産ヘアフォード牛の炭火焼き モスタルダ添え

ラ・ビスボッチャ店内

◆付け合わせ

16.フルーツトマトとルーコラのサラダ

フルーツトマトとルーコラのサラダ

メニューについて

野菜をたっぷり食べたい!と感じる夏に、おすすめのサラダです。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・戸子臺麻衣香(とこだい まいか)

フルーツトマトとルーコラをカットし、ドレッシングと和える。ドレッシングは赤ワイン酢、エキストラヴァージン・オリーブオイル、塩を混ぜてつくる

お召し上がり

フルーツトマトとルーコラのサラダ

フルーツトマトは甘みと旨みが爽やか。

ルーコラは青々しく、ゴマのような風味が香ばしく、フルーツトマトとのコントラストに飽きない味わいがあります。

フルーツトマトとルーコラのサラダ

フルーツトマトとルーコラのサラダ

ラ・ビスボッチャ店内

17.イタリア産魚醤と蜂蜜塗りトウモロコシの炭火焼き ハーブチーズとハリッサソースかけ

イタリア産魚醤と蜂蜜塗りトウモロコシの炭火焼き ハーブチーズとハリッサソースかけ

メニューについて

夏の風物詩トウモロコシを、炭火で、甘辛く、香ばしく焼きます。

イタリア風にチーズやソースを合わせて仕上げました。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理長・井上裕基(いのうえ ゆうき)

トウモロコシは北海道産を使用

トウモロコシを茹でる

トウモロコシを半分にカットし、イタリア産魚醤と蜂蜜を混ぜて塗る

トウモロコシを炭火で焼く

ひっくり返し、反対側からも焼く

トウモロコシを皿に盛り付け、ハーブチーズとハリッサソースを振りかけて仕上げる。ハリッサソースはイタリアンパセリ、青唐辛子、キャラウェイホール、黒オリーブ、ニンニクなどを混ぜ合わせてつくる

ハーブチーズはグラインダーで擦りおろす

ハーブチーズはアメリカ・カリフォルニア州ポイント・レイズ社のセミハードチーズ「トーマ・プロヴァンス」を使用

お召し上がり

イタリア産魚醤と蜂蜜塗りトウモロコシの炭火焼き ハーブチーズとハリッサソースかけ

炭火で焼いたトウモロコシの香ばしい香りが食欲をそそります。

チーズやソースの味と香りが、トウモロコシの実の甘みを引き立てます。

イタリア産魚醤と蜂蜜塗りトウモロコシの炭火焼き ハーブチーズとハリッサソースかけ

イタリア産魚醤と蜂蜜塗りトウモロコシの炭火焼き ハーブチーズとハリッサソースかけ

ラ・ビスボッチャ店内

◆ドルチェ

18.ブルーベリーのメリンガータ

ブルーベリーのメリンガータ

メニューについて

ビスボッチャが1993年の創業以来続ける定番ドルチェ、メリンガータ。

8月は、クリームにブルーベリーを入れておすすめします。

メニュー提案・撮影調理 料理人・戸子臺麻衣香(とこだい まいか)

お召し上がり

ブルーベリーのメリンガータ

たっぷり盛り付けたクリームは、食感と甘みが濃厚。

中から出てくる、ブルーベリーの淡い甘さが、爽やかなアクセントです。

ブルーベリーのメリンガータ

ブルーベリーのメリンガータ

ラ・ビスボッチャ店内

19.イチジクとアールグレイクリームのタルト

イチジクとアールグレイクリームのタルト

メニューについて

タルトで味わう季節の食材シリーズ。

8月は、イチジクにアールグレイ風味のクリームを合わせておすすめします。

調理

メニュー提案・撮影調理 料理人・村澤大(むらさわ だい)

アールグレイの茶葉は、イタリア中部トスカーナ州のフィレンツェで1961年に創業し、ロンドンの老舗百貨店「ハロッズ」やヨーロッパ各地のホテルやレストラン、カフェなどで取り扱われる「ラ・ヴィア・デル・テ」社製を使用

アールグレイの茶葉を牛乳で煮出し、濾し、茶葉を取り除く(1)

タルト生地の上にアールグレイのクリームを重ねる。クリームは(1)と小麦粉、卵黄、砂糖を混ぜてつくる

イチジクをカットし、並べる

ナパージュを塗る

ミントの葉を飾って仕上げる

お召し上がり

イチジクとアールグレイクリームのタルト

アールグレイのクリームは、ミルクティーのような風味と甘みが濃厚で、イチジクの甘酸っぱさを引き立てます。

タルト生地のザクザクした食感と、香ばしい甘みがアクセントです。

イチジクとアールグレイクリームのタルト

イチジクとアールグレイクリームのタルト

8月のディナーは、

ビスボッチャの季節のおすすめメニューを、

夏の思い出に、お楽しみください。